TOP > PRODUCERS > SRI LANKA

Sri Lanka

Greenfield Bio Plantations
グリーンフィールド農園での有機栽培は1992年に紅茶からはじまり、現在ではスパイス、フルーツ、ナッツの分野まで拡大しています。
農園は赤道のすぐ北、高度6,000フィートに位置し、適度な気候の下で有機農法が営まれています。
農園で働く生産者たちは、大地からの贈り物をより自然な形で提供することをモットーにしています。

また、フェアトレードラベルの認証のもと、すべての製品がフェアトレード認証商品となっており、生産者は生活の心配をすることなく、安全で高品質な農作物を作ることができます。

スリランカの中央部のスパイス産地マタレでは、Kandian Gardening Styleという農法で、多種多様なスパイスやフルーツがジャングルにまぜこぜに栽培されています。
ジンジャーやターメリック、チリ、カルダモンなどには木の実やヤシの皮などでマルチングが施されています。木の実のフルーツやスパイスはほとんどが無肥料です。
最近ではバイオダイナミック農法も実践されるようになりました。
SOFA(Small Organic Farmers Association)
SOFAは、スリランカ中央部の小規模農家の団体です。1997年に183人の生産者によって設立されて、現在では1,600人以上の規模にまで成長しました。
N.HARVESTが直接取引している現地の輸出加工業者は、生産者の生活の向上のため、技術面、費用面でのバックアップを行っています。

キャンディ紅茶とスパイスの産地ガンポラでは、フェアトレード・プレミアム(還元金)が保育園や井戸の建設に使われたり、子供たちの教科書や文具の購入、医療費、ヤギや牛の飼育、紅茶やスパイス、フルーツの苗などの購入に使われます。

産地ではバイオダイナミック農法に則って、牛の角と牛糞で作る堆肥や、製品化できなかった紅茶やスパイスを肥料とする、有機栽培がおこなわれています。

現在のスリランカ国内における有機栽培の実践農家は、全体の10パーセントに達していません。紅茶やスパイスの産地は勾配の急な山肌や崖沿いに多く、それぞれの農産物は、ジャングルのような森に区別なく生えています。

小さな農家の多くは貧しく、20~30個ほどの農家がひとつの生産者団体を作り、集めた農作物をまとめて工場に出荷します。農産物によっては汚れを取る程度の状態で出荷しますが、シナモンスティックなどはスティック状に加工してから出荷します。